キクヨツメアオシャクの幼虫~羽化

キクと蟲

2011.5.9

キクの茎に葉の塊がくっ付いていました。ヨツメアオシャクの幼虫に似ています。つけている葉の断片が大きめなので、中の幼虫が見えにくいです。風が吹いて葉が揺れている感じに動いていることがありますが、やはり風による揺れ方とは少し違います。あと風が吹いていなくても揺れることがあるのでバレます。それに葉のつけ方がざっくりとしていて、切り取った葉も大きめなので、目立ちます。

2011.5.13

塊より上部の葉がざっくりと切り取られてなくなっています。

幼虫は地味な色です。内側の茶色いのが古い葉で、外側に新鮮な葉がくっ付いていますがこのつけ方がとても雑で、他のミノガ(リンク先はバラにいたもの)とは違いました。 きっちり巻きつけるのではなくこういうふわっとした感じにくっ付けるのも、案外難しいのではないかという気がしてきます。

全体的にごつごつしていて脚や頭部も紛れてわかりにくいのですが、伸びていると多少見えやすかったです。

2011.5.20

数日後、壁に枯葉がくっ付いていました。幼虫は複数匹いたので、そのうちのどれかが蛹になったようです。幼虫の頃は身を覆っている葉が大きく目立ちましたが、枯れてくるとボリュームが減り馴染んで、普通の枯葉が引っかかっているように見えました。 これを壁から剥がし持ち帰りました。

2011.5.21

葉をやんわり剥ぎ取ったところ。黒い点が目立ちます。

2011.6.4

羽化しました。右側の茶色いのは蛹便。ネットで他のヨツメアオシャクの画像を見ると、翅の黒い点の周りに白い縁がくっきり入っているのですが、この個体は白い縁がほとんどありませんでした。

櫛状の触覚なのでオスでしょうか。 片方の眼になにか付いていました。

翅の縁と胸部の白い線が繋がっています。

蛹の殻。色や質感が枯れた葉とよく似ています。

蛹と葉の隙間にも液体が付いていました。