キュウリウリハムシ2012.5~

キュウリと蟲

2012.5.3

キュウリの葉にいたウリハムシです。円い痕を付けるのはトレンチ行動というそうで、『森と水辺の甲虫誌』(丸山宗利・編著、東海大学出版会)にこの行動について書いてありました。“この研究を牽引したTallamyらによれば、加害したときににじみ出るべとついた液(こちらは物理的に摂食を阻害する)を防ぐ行動であるらしい”とありました。

にじみ出た液体がきらきらと光っていました。最初これを見たとき、液体がしっかりと出ていたので、ウリハムシ自身が印し付けか何かで出したものなのかと思いました。

ウリハムシはすぐに飛んで逃げますが、このときは葉裏へ回ろうとしていました。

2012.5.4

丸く傷を付けた内側を食べているところです。

食べているときはそこそこ捕まえやすいです。顔はかわゆいです。捕まえると液体を出していました。天敵除けなのかなと思いにおいを嗅ぐと、野菜を潰した液を濃くしたようなにおいでした。わたしは野菜は好物だし特に何も起きませんでした。

葉の真ん中あたりに付けられた傷と食べ痕です。

これは葉の縁に付けられた痕で、場所はいろいろでした。

ラグーンみたいな痕。

2012.5.28

等間隔に裂け目ができていた痕。

2012.5.16

何匹もやってくるのではなく、一匹が連続して食べているようでした。クモが網を張っていて、ウリハムシの上あたりにクモがいます。このときはまだ植え付前のポット苗です。

クモの網がハムシの肢にかかっていましたがお構いなしに食べ続けていました。

2012.5.27

液体がべたべたしているのか確かめるために葉を傷付けたり切り取ったりしてみたのですが、ウリハムシが付けた痕から出ていたようには液体が出ませんでした。液体を触ってみたところ、べとついている…かなあ…液体が少量なので微妙な感触でした。

この写真はまあまあ出た方で、ほとんど出ないこともありました。上記の本に、通常はトレンチを付けても状態によっては付けないこともあることや葉の膨圧の閾値のことが書いてありました。キュウリの葉をトレンチ行動なしで食べることがあるのなら見たいです。

2012.5.30

花に穴があけられていたので触ってよく見ようとすると、ウリハムシが転がり落ちました。食べていたようです。