
ツバキの葉裏にカメムシの卵のようなものが10個付いたので、何の卵か確かめるために持ち帰ったところ、後日ハチが出てきました。寄生されていたようです。 剪定して切った枝をまとめて後から細かくしていた途中に見つけたので、どのあたりの葉だったのかわかりません。


横から見ると真ん中あたりに黒い帯を巻いているように見えました。葉を曲げて写真を撮っていると、ぺりぺりと卵が剥がれたので、葉をはずして卵だけ置きました。左側の写真が取れた卵の裏側です。このときにばらばらになり、10個が7つの塊と2つと1つに分かれました。2つの方は別の場所に置きました。

この日あたりから色が黒くなってきたのがわかるようになりました。色の変わり方はそれぞればらつきがあり、あまり黒っぽくならないものもありました。

上から見ると、黒い筋のようなものが浮かんで見えてきました。 卵の表面にかかっている白い糸くずのようなものは埃で、卵とは関係ありません。

ハチが1匹出てきていました。しきりに触覚を震わせて、卵から離れませんでした。

卵の横にくっ付いて、触覚を曲げたままくっ付けた形で、じっとしていることが多かったです。1mmくらいで、お腹の大きさより胸の大きさの方が目立ち、背中が盛り上がっていて、頭部も大きくて横に張った感じ、全体的にコロコロとしたハチでした。


この日早朝にハチが2匹になっていました。1匹は卵から離れ、もう1匹はまだ卵に乗っていました。卵に乗っている方が後から出たものと思っていましたが、この後のハチの行動を見ると、オスが卵の上に陣取り、交尾をするために後から羽化したハチを待ち受けていたので、乗っているのは一番最初に出たオスで、離れていたのは交尾が済んだメスだったのかも。 卵から離れたほうのハチはさかんに動き回り、蓋を外して外へ自由に出られるようにしておくと、しばらくしてピンッと飛んでいきました。

卵に乗った方は、クモの網を払う人みたいな感じに激しく肢を振り回して身繕いしたり、パタッと動くのをやめたりを繰り返していました。触覚を細かく動かしていても、卵をたたいているわけでもなく、勝手に震えている感じでした。 触覚は先がほんのり黒く、真ん中あたりは薄茶色、根元辺りは灰色と濃い茶色を混ぜたような色でした。 ずっと卵の上にいて移動しませんでした。写真は肢同士を擦っているところ。

少しずつ穴の縁を削り取るような感じで、中からハチが穴を開けていました。その間も先に出た1匹は卵に乗ってうろうろしていました。

1匹目が出たところ。交尾が済むとメスの方は卵から離れていきました。


脱出後のハチがたまに近付いてきても、すぐに引き返していました。 上の辺りに1つだけの卵があります。こちらには終始オスが近付くことはありませんでした。

4匹目が出ようとしているところ。オスは触覚で叩いたりそわそわと周りを歩き回ったりメスにしがみ付くように掴まったり引っ張り上げようとしたり踏んづけていったりしていました。

2つ組の方も出た後のハチを確認しました。卵の殻の周りに、穴をあけるときに削り取った三日月状の蓋のかけらが散らばっています。