
花柄から蕾にかけて茶色く枯れてしな垂れていました。バラはマダム・プランティエで、ほとんどの蕾がこういう状態になっており花が見られたものは2個でした。どれもだいたい花柄の付け根より少し上あたりに口吻を挿したと思われる小さい穴が開いていました。



茶色くなった蕾を取り花弁をむしって中を見ると、フンと思われる黒い粉が出てきました。イチゴハナゾウムシと思われる成虫がうずくまっていました。体の色が薄めの茶色でした。

体を縮こめていたので死んでいるのかと思いました。出してつついて伸ばすと、とたんにさかさかと歩き始めました。足元は少しおぼつかない感じに見えました




指でつつくと、また死んだように動かず転がっていました。他にも、体を縮めていたり、花弁にしがみ付いたりしていました。


それならば別の蕾もまだ中身が入っているのかと思い、付いている枯れた蕾を全て取り、順番に中を確かめてみました。取った蕾は、どれも見た感じは同じで、産卵、成長時期が同じなのかなあと思いました。下記の通り、中からは成虫、蛹、幼虫といろんな段階で出てきました。蕾の見た目だけでは、中身がどの段階であるかわかりませんでした。

この蕾からは幼虫が出てきました。体が黄色寄りの乳白色、ずんぐりとして脚がはっきりしていませんでした。


蕾を開いているとぱらぱらと砂鉄のような黒いものが散らばりました。後から写真で見ると、細長い形で、フンなのだなあとわかりました。


この蕾からは蛹が出てきました。

長い鼻がわかりました。



赤っぽいのは大顎のように見えます。ここだけ色が違います。「大顎 ゾウムシ」で検索し、これに関して明確な写真と詳細を掲載なさっておられるブログを拝見し、脱出時に使う牙のことも知りました。このときの蛹やまだ蕾の中にいた成虫はどうだったのかなと画像を拡大して見ましたがよくわかりませんでした。(ブラウザで画像だけを表示させると拡大した画像を見ることができます)






幼虫が入っていた蕾です。フンとは完全同居タイプのようで、中に詰まっていました。幼虫の体にもフンの粒が付いています。


こちらの蕾の萼と花弁をめくると大きな穴があいていました。


花弁をくずしていくと中から成虫が出てきました。




この蕾も穴が開いており、そそくさと成虫が出てきました。穴が開いているときは中に成虫がいる、というのが目印でした。成虫がいたどの蕾も同じように外側の萼と花弁数枚を残して内側に大体蕾の半分くらいの大きさの穴が開いていました。成虫はどれも似たような色の薄さ加減でした。幼虫と蛹は穴なしで、どちらが入っているかの区別は付きませんでした。









こちらからは蛹が出てきました。左端に転がっているうす黄色のものです。



こちらの蕾からは幼虫が出てきました。画像真ん中左に転がっています。





成虫、幼虫、蛹をきれいに並べて大きさを比較した写真を撮っておこうと、定規の近くへ並べるのですが、成虫がすたこら歩いて移動するのでなかなか撮影できませんでした。幼虫と蛹も動いていました。

かろうじてかき集めた状態です。

でもすぐ逃げる

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逃げる

戻す

逃げる

逃げる

逃げる

逃げる

逃げる

指で転がしてもたもたしているうちに撮影しようとして

カメラを構えているうちに、逃げる

成虫になるのを確かめようと、蛹を一匹保管してみたのですが、この時点で体が一部へこんだようになっているし、結局そのまま朽ちてしまい羽化まで見ることはできませんでした。


口吻が黒いです。