ブルースター(2011)Tweedia caerulea

2011

2011.7.17

2011年になり全体がしっかりしてきました。実もなりました。写真の実は12~3cm程度でした。表面は細かく毛羽立っていてベロアのような手触りです。

2011.8.7

ブルースターの実が裂けて種子が溢れていました。突然そこらへんが毛だらけになっていてギャッとなりました。これはマシュマロウに引っかかっていた種子です。既にあちこちに飛んで行っていました。

実の表面がまだ緑色をしていたので裂けるのは当分先だと思っていました。

種子に付いている白い毛は大変柔らかくふわっふわです。 手で握ると細かく切れたり裂けたりして毛羽だったようになりました。水で簡単に落ちました。 圧力がかかったり水分を含むと壊れて種子や引っかかった場所から離れやすくなるのかと思い、別の場所に引っかかっていた種子に霧吹きで水をかけてみると、特にそういうわけでもなく濡れた髪のようにぺたっとくっ付いていました。

毛は光沢があります。 祖母の白髪を思い出しました。 『花からたねへ―種子散布を科学する』(小林正明・著 全国農村教育協会)に、“この種皮からできる毛のことを種髪という”と書かれていました。

束の状態だとベッコウハゴロモの幼虫の毛にも似ています。

風が吹くと各自が誘導されるかのように外へ外へと動いて飛んでいきました。またこの日は風がよく吹いて、写真を撮ろうとするとどんどんぶわぶわ飛んでいくので慌てました。

この日三つ一斉に裂けていました。莢はゆるく捻れています。 写真右は内側の様子で、左が割れていないものを裂いたもの、右が自然と裂けていたもの。薄い膜みたいなものが張られていて、左は柔らかいトレーシングペーパーといった感じ。右は細かい襞が寄っていて収縮した感じで、質感はキャンディーと包み紙がくっ付かないように挟んである白くて柔らかい紙みたいなアレに似ています。

一つまだ裂けていない実があり、触ってみると隙間ができ割れそうだったので、手で裂いてみました。 種子は重なりあい、毛はまっすぐ束になってきれいに収まっています。

外へ出たはしから、風を含みふわっと毛が広がります。

広がる前の束になった状態の光沢は飴細工の引き飴にも似ています

種は縁が曲がって匙のようになっていて、ぷつぷつとした突起がありました。 毛と種子は簡単にぷつっと離れ、この写真のように既に取れた状態のものもありました。

2011.8.16

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