
アブラムシが目立ち始めて数ヵ月後にそのコロニーがマミーになります。

別のツバキも同様な経過を辿ります。

写真右側の方が実物に近い色です。

最初の淡ピンクのツバキに戻ります。 マミーの集団にアリが数匹たかっていました。既に寄生蜂が脱出したマミーばかりだと思っていたのでなんでまだいるのだろうと思いましたが、後からよく見るとマミー同士の隙間にまだ体の膨れていないアブラムシも混ざっていました。それが排出した甘露に集まっていたようです。

有翅のアブラムシは大きく見えるのですが、マミーになるとみんなほとんど同じ大きさになっていました。翅の分大きく見えていただけなのか。体が膨らんでも翅は落ちないで付いたままでした。 穴の空いたマミーと、まだ穴のあいていないマミーと、体の膨らんでいないアブラムシが渾然となっています。 まだ寄生蜂が出てくるのかどうか見るため、アリを振り払ってから葉を持ち帰りました。

真ん中あたりの黒褐色のアブラムシはまだ生きていて、突いてみると歩きました。

中央あたりの茶色い小さなアブラムシもまだ動きました。数日経つと容器に細かい水滴が吹き付けたように付いていたので甘露を出したようです。

この日、小さなハチが出てきていました。見たときは既に歩き回っていたのでどのマミーから出たかはわかりません。 二次寄生蜂の画像も見てみましたが(高知農業技術センターのサイトで拝見しました)見た目がそこそこ違うので、これは一次寄生蜂のアブラバチでいいんだと思う。

光に当たると透明感のある明るい茶色に見えます。ぱっと見はスリムな印象が強いです。


飛び立たずに自分のいたコロニーの上をうろうろ歩き回り、手当たり次第マミーに対して産卵ポーズをとっていました。 歩き回っているときは触覚での探索は目立たず、産卵の動作がメインといった感じでした。 体が膨らんでいないアブラムシも混在していたので、まだ寄生されていないアブラムシを探し出して産卵するのかと思いましたが、わたしが見ているうちは膨らんだマミーばかり狙っていました。写真のように、思いっきり蓋があいているのに。 下段左から一枚目と二枚目は、一度産卵ポーズをして周囲をうろついてまた同じマミーに戻ってきて産卵ポーズをしたところ。 わたしみたいな素人からすると「殻なのに……」としか思わないのですが何か意味があるのでしょうか。