アマドコロヒゲナガクロハバチの産卵、孵化

アマドコロと蟲

2011.4.23

2011.4.24

2011年は4月後半にかけて一気に産卵されました。

産卵管を皮を削ぐように入れていき、その中に卵を産み付けるとき、産卵管のそばにピンク色の卵が見えました。 ハバチがしがみ付いている反対側にアブラムシがいます。

卵を出したあと産卵管を動かし位置をずらして次の卵を産み付けました。

2011.4.26

上とは別の茎。複数を連続して産卵することがほとんどでした。

卵を取り出してみたところ。今まで孵化してきた卵は左二つみたいな状態で、右二つは様子が違います。

2011.5.1

切り込みは完全に閉じているのではなく、卵の厚みで隙間ができ卵が見えていました。

上から2011.4.29、30、5.2、3 卵全体がピンク色だったのが筋状になり、黒い点がぽつぽつと見えてきました。眼と口辺りの赤っぽいところのようです。最初は8つが同じ向きでしたが、写真を見比べてみると微妙に動いているのがわかりました。

2011.5.4

数日後孵化しました。見たときは既に4匹(1、2、3、6)が出て移動していました。

そのうちの一匹がアマドコロと一緒に水に挿してあったツバキの葉に移っていました。 君はあほなのか。 室内で他のものと一緒にしておくという環境だったからこういうことになったのかと思いましたが、アマドコロが植えてある場所はツバキの木の下で、その実生の苗や、雑草など他の雑多な植物が混在しています。

葉に移った幼虫は既に食べ始めていました。葉に水平にくっ付いて食べるタイプのハバチの幼虫だと、幼いうちは表皮を残すようにして食べることが多いのですが、この幼虫は生まれてすぐでも穴を開けて食べます。穴に対して垂直に口をあてて縁から食べていました。 葉裏に水平にへばりついて食べるタイプと葉の縁から食べていくタイプの中間といった感じ。

7が出てくるところ。半透明の膜にだんだん顔が浮かび上がってきてよく見えるようになり、ラップに顔を押し付けて破って出てくる感じです。

4が出てくるところ。先に出た幼虫はすぐに葉に移動して食べ始めるものもいれば、茎を上下に行ったり来たりうろうろ歩くものもいました。

8の孵化前。

出始めたところ。 穴からの脱出にかかる時間は幼虫によって様々で、スムーズに出る場合とそうではない場合がありました。

また来た

写したいもののそばに別のものがあるとそちらにピントが合ってしまうから

あんまり近寄らないでほしいんですけど…

∵ ←幼虫の顔

この日5を残して、他の7匹が孵化しました。

2011.5.5

翌日、5も孵化し、全員葉に移動していました。一回の食事量がわかりやすいです。 いる場所は、葉の表か裏か、複数か単独かは色々でした。

8匹全て孵化し、縦笛のように穴が開いています。必ずアマドコロを破って出てきており、隙間があってもそこから出ることはないようです。

こっそり

2011.4.26

たいてい一本に茎に複数個所産卵されていました。これは5箇所産卵されています。

Aは卵と卵の間が開いていて、こういう状態は珍しいです。節間に複数個所産卵されていることもありました(B,C)。Eの一番左は、撮影中に茎を持ったときに潰れたもの。このように容易に潰れるので、防除する場合は有効のように思う。潰した痕はしっかり残ります。