ヨモギクキワタフシアリ

ヨモギと蟲ハチ目

2011.8.28

ヨモギの茎を中心に付いていた丸い綿の塊です。

見た目がふわふわとしているし触ってみても柔らかいことは柔らかいのですが、もっしゃもっしゃわっさわっさとしていて滑らかではないというか、水分がない感じです。柔らかさで言えばブルースターの種髪の方が断然上だと思います。

外側の毛がほとんどで、取り除くと中に緑色の粒のような塊がありました。写真でみるとぐずぐずとしていて何かよくわからないのですが、実物もこんな感じでよくわかりませんでした。 いくつか割ってみると白っぽいものが見つかることもありましたが、いずれもはっきりと幼虫だとわたしにはわからないことが多かったです。

割ってみているうちに、比較的形がしっかりした、ほんのりと赤っぽい柔らかそうな何かがあったので、幼虫かなと思い写真を撮ろうとしていると、いつの間にかその何かにアリががぶり寄っていました。上から二つ目の写真の右上にチラッと写っているアリと同じです。わたしが見ている間ずっとヨモギ上をうろうろしていました。

やっぱり栄養のある何かなのかと、ぼーっと見ていると、くいっと咥えてすったかたーと持って行かれました。

追いかければ追いかけるほど逃げまわり写真が撮れませんでした。 日本原色虫えい図鑑(湯川淳一、桝田長・編著 全国農村教育協会)に胸骨のない橙赤色の幼虫(ヨモギワタタマバエ)が一匹入っていると書いてありました。