2010

アリがサルスベリの幹を妙にうろうろするので奇妙に思い追いかけている途中、幹の一部がふかふかと剥がれかけているのを見つけました。ぺりっと剥ぐと、ぼろぼろぼろっと壁が崩れるようにどんどん剥がれていき、その先に穴があいていました。中を覗くとカミキリムシの幼虫の顔が見えたので、取り出すことにしました。針金を挿し込んで出そうとするのですが、幼虫は奥へ逃げ込みなかなか出てきませんでした。針金を噛んできたので、そのまま噛ませて外へ引きずり出そうとしましたが、そこまで噛む力は強くなく、すぐに離れました。最終的に無理矢理掻きだす感じで出しました。 木屑が噴出しているところはぱっと見た感じでは見当たらず、穿孔されていることに気が付きませんでした。




アリが集まるかと思い、観察しやすいようにそこらへんにあったコンクリート片みたいな何かの上へ幼虫を置いておきました。しばらくして明るい茶色の小さなアリが集まっていました。幼虫の回りに細かい砂が寄せられていました。


次の日、アリも砂粒も幼虫も、何もなくなっていました。ふるい落としたとか手で払いのけたとかよりももっと何もない、時間が元に戻ったかのような感じのなくなり具合でした。周囲も見回してみましたが、特に目立ったものは見つかりませんでした。

アリがうろうろしています。





ザリザリと削り取られた肌をしています。
2011

幹の他の部分からは新しい芽が出てきていました。

アリがカミキリムシの穿孔痕の中にいました。利用しているのかなあと思いました。





何か木屑を少し押し固めたようなぼそぼそとしたものが穴を塞ぐようにしてありました。そこからアリが出入りしていました。










樹皮がぼろぼろと剥がれ落ちました。ルマンドに似ていました。








2012

















段差が滑らかになり、穿孔痕が目立たなくなりました。


2013

幹についている細い線はネコが登ったときにつけた引っかき傷です





























2016

削り取られた場所の段差がほぼなくなり、サルスベリ特有の滑らかな木肌になりました。




2018

段差、でこぼこはほぼなくなりました。一部穴の中に木屑を詰めているような箇所がありました。これまでと同様、やはりこれもアリが関係しているのかなあと思いました。
