2022.1.10

蕾の粒が膨らんできて目立ち始めた頃のヒサカキです。

葉はほぼ全て表皮が齧られて斑点状に色が透けている状態となっています。

ほとんどの葉がまんべんなくこの状態で、食べられた痕は縁が赤紫色に変色してぱっと見病気のように見えます。食べ方は葉の表皮をこそげて、穴をあけることは少ないようでした。同一種類の食べ痕なのかなあと思いました。

食べている主を探すのですが、葉の食べられ方の量にしてはなかなか見つかりませんでした。少し探すと、葉裏に幼虫がいました。色が馴染んで見えづらいので、いても見つけられていないだけなのもあると思います。ホタルガの幼虫のようです。

葉の表にいた一匹。上の個体よりは年上のようです。幼虫の顔あたりは丸く表皮がなくなって縁が紫になっているので、ちょうど食べているところなのかと思いました。この幼虫がいる葉の上部が縁から齧られており、その縁は変色しておらずまだ瑞々しい緑色に見えます。この幼虫が食べたのかどうかよくわかりません。新しい葉で比較的柔らかいときは縁から食べることもあるのか、別の生きものが食べたのか。

蕾に丸く穴があけられていました。後日花に顔を突っ込んでいるホタルガの幼虫がいたのを見たので(下記)、蕾も食べることがあるのかもしれません。

抜け殻らしきもの

うんちらしきもの。

年の違う二匹が同じ葉にいました。

2022.3.21

花に顔を突っ込んでいました。食べ痕を見ようと幼虫を動かそうとすると、少し身じろぎしたあと糸を吐いて落下しました。幼虫は風に乗ってか自分で揺らしてかそのままどこかへ行きました。これまでヒサカキ以外の植物でホタルガの幼虫を見かけていたのですが(例:ノハカタカラクサ・スイセン・その他)、こんな感じに容易に糸を吐いて遠くに飛ぶことができるからあちこちで見かけていたのだなと思いました。ただヒサカキから結構遠くでも見るので、移動した後ヒサカキに戻ることはできるのだろうかと疑問に思いました。

花も齧られた痕があったので、食べるようです。ただ幼虫は花に集中してはおらず、あの肉厚の葉より食べやすそうなのですが特別花を好むというわけではなさそうです。